スポーツ界を揺るがす暴力・パワハラ・セクハラ行為

2013年3月20日の新聞報道によるとJOC(日本オリピック委員会)は先の全柔連女子代表選手の暴力行為に対する集団告発事件を受けて、JOC加盟57団体の強化指定選手や指導者に対する暴力問題実態調査結果を実施し、その結果公表した。その調査結果、強化指定選手の12%、指導者の3%が競技活動での何らかの暴力行為、パワハラ行為、セクハラ行為を受けたり、行ったりしている実態が明らかになった。

結果で私が特に注目すべき事柄が2つあった、その一つは、当然のことでもあるが受けた方の結果が高く、行為を行った指導者側の認識が当然低くなったのであるが、暴力等行為の頻度である。受けた選手も行った指導者もこの暴力行為が複数回が最高頻度で日常化していること。もう一つは、年齢職業別分析である。暴力等行為を受けた最高頻度の年齢層は何と「立派な会社員」であり、行為した指導者の年齢層には特別な傾向がない、つまり若い指導者からベテランと呼ばれる指導者まで万遍無く「行為」していた点である。

大阪での有名伝統校バスケットボール部での超長期監督の日常化した暴力指導、愛知県豊川市の陸上強豪校での暴力指導に端を発して全国の教育現場での実態調査の実施や全国レベルでのスポーツ組織団体の自主調査の実施がスタートしている。種々の呆れた実態結果が浮き彫りとなり、大会への出場辞退や指導者の処分が報告し始めている。「(暴力)そんなの当たり前や」「(暴力を受けたときは)嫌だったが、今では強くなり感謝している」。殴られて感謝するってどんな感覚なんだろう。この問題はどこまで芋づるのように出るんだろうと言う心配、いやこうなったら全てを掘り起こすべきだと言う意見、不安や期待の意見が入り交じている。

この際、日本のスポーツや教育現場から全ての暴力やパワハラ・セクハラを一掃し、「スポーツは楽しく素敵な文化」、「学校は楽しい学びと体験の場」を目指したい。日本のスポーツ界や関係者・JOCは、日本のスポーツ界から暴力、年功、男女格差、勝利至上など我が国特有の悪しき伝統が無くなるか、撲滅の道筋が立ってから世界のスポーツの祭典である五輪開催をするぐらいの覚悟が求められている。

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小林培男 Masuo KOBAYASHI@ちた通信 について

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